レジ袋の有料化などに関する情報を発信しています(2020年4月~)
プラスチック製レジ袋の有料化について
海洋プラスチックごみなどの環境問題対策を目的に、レジ袋の有料化を通じて、全国的にマイバッグ持参などを促すことを目的として2020年7月から始まりました。
対象となるレジ袋
購入した商品を持ち運ぶ持ち手のついたプラスチック製のレジ袋で、辞退できるものが対象です。
対象外となるレジ袋
環境負荷が少ない下記のレジ袋が対象外です。
・フィルムの厚さ50マイクロメートル以上で繰り返し使えるレジ袋
・海洋生分解性プラスチック100%のレジ袋
・バイオマス素材の配合率が25%以上のレジ袋
対象となる事業者
消費者に製品を販売する際にプラスチック製レジ袋を使用する、小売を行なうすべての事業者が有料化義務の対象となります。
提供するプラスチック製レジ袋の価格、売上金の使途
レジ袋の価格は1枚1円以上であれば、制度の趣旨や目的を踏まえて、事業者自らが設定可能とされており、売上金の使途も同様です。
関係団体からの情報
NHKのシラベルカという番組が「レジ袋有料化から1年 現状と効果」をテーマに取材した内容が紹介されています。2021年6月
下記URLをクリック
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-na07a78b9d200
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210615/7000035435.html
北海道地方環境事務所 資源循環課からの情報
第1合同庁舎内のセイコーマートで7月のレジ袋有料化に先駆けて、無料配布の(原則)廃止の取り組みに参画。2020年4月20日から実施となった。(参考:2020.4.21北海道新聞)
コープさっぽろからの情報
■2019年度のコープさっぽろレジ袋辞退率は89.6%と高い水準で推移。
■コープさっぽろは2020年4月から衛生用品用のレジ袋(シルバーバッグ)を紙袋に変更しました。
生活協同組合コープさっぽろは、用度品シルバーバッグ(衛生用品用)を6月より、食品小売業としては全国初、「FSC認証かつ古紙100%リサイクルした紙素材」に切替えをすることとなりました。(※「紙袋(FSC認証)」への切替えは4月より実施)
コープさっぽろは、2008年の北海道洞爺湖サミットを機に全国に先駆けてレジ袋の有料化(1枚5円)を開始。2015年7月には、レジ袋の一部素材をサトウキビ由来の原料に変更し、循環型社会の形成。
7月のレジ袋有料義務化に合わせた取り組みの第一弾として、「FSC認証かつ古紙100%リサイクルした紙素材」に切替える。
年間約250万枚使用しているシルバーバッグを紙袋(FSC認証)に切替えることで、プラスチックの使用量削減となります(年間約17トン削減の見込み)。また、森林保護に配慮したFSC認証を取得した紙素材で再利用が可能となり、環境に優しい持続可能な地域社会を目指します。
「FSCとは」
木材を産出する森林自体と、そこから切り出された木材の流通や加工のプロセスを環境配慮及びSDGsの観点から認証する国際機関です。